”私の体験記”

相馬真安(そうま まや)代表

弊社サイトをご覧いただきありがとうございます。ここでは私がウクライナで息子を授かるまでに至った経緯とBTSを立ち上げるきっかけにつにてかいつまんでお話ししたいと思います。

私は2017年11月に、結婚17年、47歳にして初めて子供(男の子)をドナー卵子による代理母出産で授かりました。長年にわたりIVF, 中国漢方、自然療法等々ありとあらゆる方法を試したもののどれも失敗に終わり、ついに妊娠、出産を経験するには至りませんでした。しかしながら”自分達の子供を持ちたい”という気持ちをどうしても諦めきれず、アメリカでの代理母出産をも検討いたしましたがあまりにも高額な費用でとても私たち一般人の手に届くものではありませんでした。そこでアメリカ以外の国で代理母出産ができないかとリサーチしたところ、インド、タイ、メキシコ、ウクライナなどでも代理母出産ができること、そして費用はアメリカに比べ格段に低いことを知りました。その当時私たち夫婦にとってウクライナは全くなじみがなっかたため、インドとメキシコを中心に色々なクリニックへ問い合わせをしてみましたが、最終的にインドにある某クリニックが医療そしてサービスレベルが高そうだという結論に達し、いよいよ契約書にサインというところまでいったところでインドの法律が改正され代理母出産はインド人クライアント向けのみとなってしまい、私たち夫婦はまた一から代理母出産クリニックを探すことになりました。調べていくうちに今度はタイもインド同様、外国人向けの代理母出産が禁止になったことがわかり、私たちの最後の希望である代理母出産の道はどんどん狭まっていくようで、私たちの気持ちも日に日に重くなっていきました。

 

その後メキシコにあるいくつかのクリニックに問い合わせたものの、”ここ”といったところが見つからず、しかたなく最終候補としていたウクライナの代理母出産について調べ始めると、意外にもウクライナは代理母出産が合法であるばかりでなく、代理母出産の依頼主(生まれてくる子供の両親)の権利が法律でしっかりと守られるように法整備がされていることを知りました。さらに調べていくと、ウクライナの首都キエフには一旦引き受けたケースは成功を約束するというクリニックがあることを知りました。過去にIVFが成功しなかったという苦い経験のある私たち夫婦にとってこの”成功保障”が決め手となり、2016 年の秋に正式に代理母出産の依頼をすることになりました。契約はしたものの、”本当に子供は授かるのだろうか?” ”成功保障は本当なのか、うまくいかなかったら途中で投げ出されるのではないか?”というような不安は正直なところありました。しかし私たちのそういった心配は見事に裏切られ、2回目の施行で息子を授かりました。

 

キエフに滞在中、私たちと同様クリニックのプログラムでお子さんを授かった方々や代理母出産の申し込みへいらしていた沢山のご夫妻方とお話しする機会があり、お互いの過去のつらい不妊治療の経験や子供を授かった喜びを共有できたことはとても忘れがたい思い出になりました。ただ一つ気になったのは日本をはじめアジアからいらしていた多くのご夫妻が当時の私達夫婦と同じく、ウクライナで代理母出産をすることに強い不安を抱いていらしたということでした。日本をはじめ、アジアの人々にとってウクライナは地理的に遠いばかりでなく、人気の観光先というわけでもなく、言語も違えば、その文化、国情についてもあまりよく分からない、というのが実情です。その未知の国で、”代理母出産”という高額かつ未経験の医療サービスを受けるのに不安・不信感が募る、これは当然といえば当然のことです。前述したとおり、私たちは非常な遠回りをして代理母出産をすることになりましたが、もしも私たちが事前に経験者(ウクライナで子供を実際に授かった方たち)と直接お話しする機会があったならば、もっと速やかに代理母出産に踏み切り、あれほど貴重な時間を無駄にすることはなかったのではないか、そう思ったのが私がこのエージェンシーを始めるきっかけとなりました。一組でも多くの方が長年の夢をかなえて頂けるよう、少しでもお役に立てれば、これほど嬉しいことはありません。

​ブログ  ”代理母出産コミュニティー”   https://www.dairibocommunity.com/